クイリングスタンダード

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BQJクイリングスタンダード

受講番号:S-24-003-1534

受講開始:2024/3

・教材が手元に届いたら不足が無いか確認しましょう。
・受講の手引きをよく読んで、テキストと映像を見ながらレッスンをスタートしてください。

・不明な点はメールで質問してください。画像を添付いただくとより具体的なアドバイスができます。

 rep@bqjapan.com ※受講番号と氏名を記載してください。

・期限まで1年間あるので焦らずに一緒に頑張りましょう!

Index




道具

■スロットツール
スロットツールは先端が太く紙をかけやすいため、安定して巻き始めることができます。
より細く巻けるツールも市販されています。

■ニードルツール
ニードルツールは中央に折れのないきれいなパーツを作ることができます。また、カール、糊付け、点を打って印を付けたり、葉の葉脈を付けたりなどの活用法があります。

この教材ではスロットツールを使用しますが、ニードルツールで制作いただいても構いません。

■ツイーザー(ピンセット)
先端が細く鋭いものが使いやすいでしょう。
 
■コルクボード
サークルサイザーは、製図用テンプレートやテンプレート付き定規でも代用できます。
 
■クイリングペーパー
スタンダードコースでは3mm幅、9mm幅を使用します。

他に1mm、2mm、6mmなどのペーパーや、グラデーション、エッジに色が付いているものなど、特殊加工された紙があります。

■糊
木工用や手芸用など、乾いたら透明になるものを使用します。
ようじの先に付けて使う方法の他、専用ボトルもあります。使いやすものを使ってください。


スロットツール、ニードルツールの使い方

  • 何度作っても綺麗に巻けるようにしっかり練習しましょう。
  • 巻くスピードには個人差があります。遅い方にも焦らず落ち着いて巻いてください。
  • テキストも併せて確認してください。
  • テキスト8ページ下にある【チェックポイント】の内容に沿って審査されますので必ず確認してください。
  • 何度も練習してコンスタントに綺麗な渦が巻けるようになったら台紙に貼り付けます。
  • 失敗したルーズサークルは捨てず、変形シェイプの練習に使用できますので保管しておくとよいでしょう。


のり付け

  • 渦の動きが止まった後にのり付けしましょう。
  • のりがはみ出さないよう、内側に少しだけ付けるのがポイントです。
  • のり付けした紙が離れないようにツイーザーで押さえます。
  • 台紙の上でパーツを動かすとのりの跡が付くので注意して下さい。
  • ルーズサークルは角がない為、しばらく放置してしまうと渦が外寄りになってしまいます。渦の間隔が変わってしまう前に台紙に貼り付けるのがポイントです。


1.ルーズサークル

  • 最初はルーズサークルからレッスンを始めると良いでしょう。
  • このルーズサークルからいろいろな形に変化しますので、基本をしっかり押さえましょう。
  • 巻き終わった後にすぐにスロットツールを抜かず、しばらくクルクルと指の間で回してください。こうすることで紙の端(巻き終り)が渦に寄り添い、糊付け位置が明確になります。
  • まず練習用にペーパーを1本取り出し、15cmに切ってください。このとき紙に対して垂直にハサミを入れます。斜めに紙を切ってしまうと、渦の中央がS字になりやすくなります。
  • 渦の中央がS字にならないこと、渦の間隔が均等になるよう均一な力で巻くことに注意しながら巻いてください。

 

 

ルーズサークルNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→渦の間隔が不均等で渦が外に寄ってしまうタイプ

 

原因
 ・巻き終えて直ぐ、まだ紙が広がっている最中に糊付けしている
 ・直径が小さい状態で糊付けした
 ・長時間放置した
 ・巻いてすぐスロットツールから外したため、糊付けの位置が定まらず、紙を引っ張り気味で糊付けした

NG2→均等な力で巻けていないタイプ。紙が長い場合もこのようなことが起きやすくなります。

NG3→糊付けの際に、紙の断面ではなく側面を持っている為に余計な力が入り、紙を潰してしまう場合が多いようです。
    
NG4→ルーズサークルは角がないので、内側は固定されずに渦が動きやすい状態です。台紙に貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。


2.ティアドロップ


  • 練習したばかりのルーズサークルからの変形です。渦の間隔が均等なルーズサークルを使いましょう。
  • 渦の間隔が整わなかったルーズサークルを使用する際は、渦を補正してから使用しましょう。
  • 紙の端と逆側に渦の中心を寄せます。
  • 紙の端がきちんと頂点になるようにしっかりと角を摘み出しましょう。

 

 

ティアドロップNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので参考にしてください

NG1→渦の中心をしっかり端に寄せていない状態で角を摘み出すとこのような形に仕上がりやすい。

NG2→渦の間隔が不均等なルーズサークルから変形していることが考えられます。変形前のルーズサークルを見直しをしましょう。

NG3→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分。もう1つは渦が外側に寄って何層も重なっているルーズサークルをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができピンとした角が摘み出せないためです。

NG4→摘み出して角を付ける時にきちんと紙の端を摘んでいない。紙の端の位置をよく確認してください。


3.マーキーズ

  • 渦の間隔が均等なルーズサークルを使いましょう。
  • 紙の端が利き手側に来るようにして、渦の中心を下に下げて固定して下さい。そのまま上から紙を軽く押さえ楕円で固定します。
  • 渦を楕円にするのは、角がないルーズサークルでも渦が動かずキープできるからです。
  • 渦の中心が横にズレてしまわないように、中央から端に向けて左右同時に角を摘み出してください。その時も、紙の端が頂点に来るようにしましょう。

 

 

マーキーズNG対策

 

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→左右同時に角を摘み出していない為に歪んでしまったか、角を摘み出す際に左右の指の力が均等ではないなことが考えられます。

NG2→渦の間隔が不均等なルーズサークルから変形していることが考えられます。変形前のルーズサークルの見直しをしましょう。

NG3→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分。もう1つは渦が外側に寄って何層も重なっているルーズサークルをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができピンとした角が摘み出せないことが考えられます。

NG4→摘み出して角を付ける時にきちんと紙の端を摘んでいないので、紙の端の位置をよく確認してください。

NG5→原因とし考えられるのは、摘み出す時の指の使い方です。親指と人差し指を使って2点の角を摘み出すわけですが、元々その2本の指は長さが違う為、指先を揃える必要があります。また180度逆側に2点の角を付けるので指の角度も重要です。


4.タイトサークル

  • このシェイプは色々な形に変形できます。色んな場面で使いますので、しっかり習得しましょう。
  • 均等な力で巻き、紙が蛇行しないように気をつけてください。
  • きつく巻き過ぎないように注意してください。きつく巻き過ぎるとスロットツールが抜けなくなります。
  • 糊の量は最小限にして、渦の内側に付けたらすぐに指を放さずに5~10秒ほど押さえて下さい。
  • スロットツールを抜く際は、無理にスロットツールを引き抜かず、半回転ほどスロットツールを巻き戻すとすんなり抜けます。
  • 出来上がったパーツはピンセットまたは定規などで表面を押さえ、しっかり平らにします。

 

タイトサークルNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、指導の参考にしてください

NG1→糊止め後に表面をしっかりと平らにしていないことが原因です。巻きがきついとツイーザーで押さえても変形が容易ではありません。

NG2→糊止めの際にうまく紙を固定できず緩んでしまったことが考えられます。「スロットツールから外す前に糊で固定してしまいましょう」と説明しましょう。


5.トライアングル

  • 渦の間隔が細かいティアドロップを使用することで、シェイプ内側に綺麗な斜交いができます。渦の間隔が広過ぎると斜交いが崩れ、美しい仕上がりになりません。
  • 両手の指で同時に2点を摘み出すのではなく、片方の指の間にティアドロップの角を固定し、もう片方の指の腹で丸みのある方を中心に向かって押し込みます。そのとき一機に押し込んで角を付けるのではなく、仮押さえをして正三角形になるか確認します。確認できたらしっかり紙を押し込み、ピンとした角を付けます。辺が直線になるまでしっかり変形しましょう。
  • 辺の長い細めのティアドロップを使うと、正三角形ではなく二等辺三角形になりやすいので注意してください。

 

 

トライアングルNG対策
 
テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→2点を同時に摘み出したことがが考えられます。

NG2→角に対して垂直に押し込んでいない、押し込んでいる最中に渦の中心が横に動いてしまったなどが考えられます。

NG3→角を付ける押し込みの力が弱い為と考えられます。

NG4→渦の間隔が不均等なティアドロップから変形していることが考えられます。変形前のティアドロップの見直しをしましょう。

NG5→角がしっかりと摘み出されていないか、渦が外側に重なっているティアドロップを使用した為、外側に紙の厚みができ、ピンとした角が摘み出せないことが考えられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行った後に作ったティアドロップを使用しましょう。

NG6→角に紙の端が来ていないティアドロップから変形したことが考えられます。


6.ハート

  • 渦の間隔が均等なティアドロップから変形します。
  • ティアドロップの角を指の間に挟んで固定し、反対側をニードルで渦の中心に向かって押し込みます。シェイプを挟んでいる指を開きながら押すのがポイントです。
  • 渦の中心が左右にずれないように気を付けながら押し込みます。この時、アローとの差がしっかり出るように上部の2点には角が付かないよう丸みを残しましょう。
  • 押し込んだ後はすぐにニードルを外してしまわずに、ニードルでパーツを押さえている状態で指で左右から渦の中心に向かって紙を押し込みます。この押し込みをすることで渦の中心が横にずれずに中央に留まることができます。

 

 

ハートNG対策
 
テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→渦の間隔が不均等なティアドロップから変形したことが考えられます。変形前のティアドロップの見直しをしましょう。

NG2→ニードルで紙を中央に押し込む際、ニードルの先が左右にずれとが原因と考えられます。

NG3→ニードルで紙を押し込む際、シェイプを押さえている指を開かないまま押すと角が付きやすい傾向があります。

NG4→紙の端が角に来ていないティアドロップから変形したことが考えられます。

NG5→紙を押し込み、すぐにニードルを離してしまったことが考えられます。すぐに離さず、左右から中央に紙を押し込むことを徹底しましょう。


7.アロー

  • 渦の間隔が均等なティアドロップから変形します。
  • ティアドロップの角を指の間に挟んで固定し、ニードルで反対側を渦の中心に向かって押し込みます。このとき、ハート同様にシェイプを挟んでいる指を少し開きながら押します。
  • 渦の中心が左右にずれないように気を付けてください。
  • ハートとの差がしっかり出るように、左右から上部2点に向かって押し込み、しっかりと角を付けて下さい。
  • どうしても上部2点に丸みが付いてしまう場合は、ニードルで押し込む前にピンセットで渦の中心を下げてからニードルで押し込むことで、紙の層が薄くなり角が付きやすくなります。

 

 

アローNG対策

 

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

 

NG1→渦の間隔が不均等なティアドロップから変形していることが考えられます。変形前のティアドロップの見直しをしましょう。

 

NG2→ニードルで紙を中央に押し込む際、ニードルの先が左右にずれた状態で押し込みをしたことが原因と考えられます。

 

NG3→しっかりと角を付けていないか、渦が外側に寄って何層も重なっている為、紙に厚みができピンとした角が摘み出せないことが挙げられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行いましょう。

 

NG4→角に紙の端が来ていないティアドロップから変形したことが考えられます。


8.ハーフサークル

  • 渦の間隔が均等なティアドロップから変形します。
  • 端に寄っている渦の中心をシェイプ中央に移動させ、お椀の底の部分に来るよう固定します。そのままもう1点を摘み出して半円にします。その際、底辺が曲線ではなく直線になるようにしっかり摘み出しましょう。

 

 

ハーフサークルNG対策
 
テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→渦の間隔が不均等なティアドロップから変形していることが考えられます。変形前のティアドロップの見直しをしましょう。

NG2→角を付ける際の押し込みの力が弱い為に、ティアドロップの時の丸みが残ってしまっていると考えられます。

NG3→端に寄っている渦の中心をきちんと中央まで移動させていないことが考えられます。

NG4→角に紙の端が来ていないティアドロップから変形したことが考えられます。


9.バニーイヤー

  • 渦の間隔が均等なハーフサークルから変形します。
  • 使用するハーフサークルの底辺はムーンとの差がしっかり出るように短めに作るのがポイントとなります
  • 底辺を指の腹もしくは丸い棒などに押し当てカーブを付け窪ませましょう。
  • バニーイヤーはムーンと似ていますが、区別ができるようにしっかりとムーンと差を付けることがポイントです。

 

 

バニーイヤーNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください


NG1→底辺を長く取り過ぎてしまいムーンに近い形になってしまったことが考えられます。

NG2→角を摘み出した後、しっかりとカーブを付いていない為に直線が残り、ハーフサークルと変わらない形のままになっていると考えられます。

NG3→左右非対称なハーフサークルから変形した為に、渦の中心が中央にきていない。もしくは、2点を摘み出す力の強さが異なり左右対称にならなかったと考えられます。

NG4→しっかりと角が付いていないハーフサークルから変形した。もしくは、渦が外側に寄って何層も重なっている為、紙に厚みができピンとした角が摘み出せないことが考えられます。必ず渦の補正を行った後に作ったティアドロップを使用しましょう。

NG5→渦の間隔が不均等なハーフサークルから変形していると考えられます。

NG6→角に紙の端が来ていないハーフサークルから変形していると考えられます。


10.ムーン

  • 渦の間隔が均等なハーフサークルから変形します。
  • 渦の間隔が広めのルーズサークルから変形したハーフサークルを使用する方が、ムーンのような変形度合が大きいシェイプは綺麗にカーブが出て潰しやすくなります。
  • 使用するハーフサークルは底辺はムーンとの差がしっかり出るように短めに作るのがポイントとなります。
  • 底辺を指の腹もしくは丸い棒などに押し当てカーブを付け窪ませましょう。
  • ムーンはティアドロップからの変形シェイプですが、ルーズサークルから直接ハーフサークルに変形して作る場合もあります。
  • ハーフサークル、バニーイヤー、ムーンと似ていますが、区別ができるようにしっかり3シェイプに差を付けることがポイントです。

 

 

ムーンNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→底辺を短く取り過ぎてしまい、バニーイヤーに近い形になってしまった。

NG2→角を摘み出した後、しっかりとカーブを付いていない為に直線が残り、ハーフサークルと変わらない形になった。

NG3→しっかりと角が付いていないハーフサークルから変形した。もしくは、渦が外側に寄って何層も重なっている為、紙に厚みができピンとした角が摘み出せないことが考えられます。2つ目の要因は必ず渦の補正をした後に変形しましょう。

NG4→紙の端が角に来ていないハーフサークルから変形していると考えられます。

NG5→指先で紙の端にのみカーブを付けた為、辺の中央までしっかり押し込まれていない。

NG6→左右非対称なハーフサークルから変形した為に渦の中心が中央にきていないもしくは、2点を摘み出す力の強さが異なり左右対称にならなかったと考えられます。

NG7→渦の間隔が不均等なハーフサークルから変形していると考えられます。


11.チューリップ

  • 渦の間隔が均等なティアドロップから変形します。どちらかと言うと渦の間隔が広めのルーズサークルから変形したティアドロップを使用する方が、チューリップのような変形度合が大きいシェイプは渦が詰まりにくく潰しやすくなります。
  • 細めに作ったティアドロップの角を指の間に挟んで固定し、ツイーザーで渦の中心を少し中央に下げます。その状態で渦を固定して、反対側をピンセットで摘みながら渦の中心に向かって押し込みます。その際は渦の中心が左右にずれないように気を付けながら押し込み、左右を押し上げて3点の角を作ります。
  • 角がピンとなるよう左右から上部2点に向かって押し込みしっかりと角を付けましょう。

 

 

チューリップNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→ニードルで紙を中央に押し込む際、ニードルの先が左右にずれた状態で押し込みをしたことが原因と考えられます。

NG2→左右を押し上げて角を作る際、押し上げが足りずしっかりと角が付いていないことが考えられます。

NG3→ティアドロップからの変形の際、逆側の角を摘んで変形させたしまったことが考えられます。

NG4→渦の間隔が不均等なティアドップから変形していると考えられます。

NG5→角に紙の端が来ていないティアドロップから変形していると考えられます。


12.シェイプドティアドロップ

  • 渦の間隔が均等なティアドロップから変形します。
  • このシェイプはカーブの付ける向きによって仕上がる渦の様子が異なります。
  • 渦が倒れていない方に指の腹や丸い棒等を使ってカーブを付けます。逆にカーブを付けると渦の中心が端で留まらず上に上がってしまいます。

 

シェイプドティアドロップNG対策
 
 テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→カーブを付ける側が反対の為、渦の中心が上がってしまった。

NG2→指先で変形した為、爪の跡などによりカーブに折り目が付いている。

NG3→渦の間隔が不均等なティアドロップから変形している。

NG4→紙の端が頂点にないティアドロップから変形している。


13.スクエア

 

  • 渦の間隔が細かいマーキーズから変形します。
  • 渦の間隔が細かいマーキーズを使用することでシェイプ内側に綺麗な斜交いができます。渦の間隔が広過ぎると斜交いが崩れ、美しい仕上がりになりません。
  • 内側までしっかり潰した細いマーキーズを使用します。
  • 縦に持ち替え両手で上下の角を合わせるように垂直に畳み、内側までしっかりと潰して角を付けます。
  • 正方形になるように、上下左右の角を交互に(渦の中心に向かって)押し込み、形を整えましょう。
  • 上下左右どちらか押し込みの度合が異なると、外観は正方形ですが内側の渦がひし形になります。
  • 長方形や台形にならないように角は直角、辺は全て同じ長さの直線である正方形になるようにしましょう。

 

 

スクエアNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→縦に持ったマーキーズの角同士を垂直に合わせずにずれてしまったと考えられます。

NG2→渦の間隔が不均等なマーキーズから変形していることが考えられます。変形前のマーキーズの見直しをしましょう。

NG3→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分になったか、渦が外側に寄って何層も重なっているマーキーズをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができピンとした角が摘み出せないが考えられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行った後に作ったマーキーズを使用しましょう。また、辺が直線でないのは摘み出しが十分でない為にマーキーズの時の曲線が残っていると考えられます。

NG4→角に紙の端が来ていないマーキーズから変形したことが考えられます。

NG5→紙を押し込み、すぐにニードルを離してしまったことが考えられます。すぐに離さず、左右から中央に紙を押し込むことを徹底しましょう。


14.レクタングル

  • 渦の間隔が細かいマーキーズを使用します。渦の間隔が広過ぎるとシェイプ内側の斜交いが崩れ、美しい仕上がりになりません。
  • 強く潰さないマーキーズを使用します。マーキーズを斜めに持ち替えて両側の角を少し内側に押し、更にたわみを付けます。そのたわんだ部分に角を付けましょう。
  • 台形ではなく長方形になるように確認しながら角を付けましょう。
  • 縦と横の長さの比は2:3程度で。

 

 

レクタングルNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→たわみの部分に角を付ける時に角の位置が正確ではなかったと考えられます。

NG2→渦の間隔が不均等なマーキーズから変形していることが考えられますので変形前のマーキーズの見直しをしましょう。

NG3→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分になったか、渦が外側に重なっているマーキーズをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができ、ピンとした角が摘み出せないことが考えられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行った後に作ったマーキーズを使用しましょう。また、辺が直線でないのは摘み出しが十分でない為にマーキーズの時の曲線が残っていると考えられます。

NG4→角に紙の端が来ていないマーキーズから変形したことが考えられます。


15.スター

  • 渦の間隔が広めのルーズサークルから変形したマーキーズを使用します。スターのような変形度合が大きいシェイプは、間隔が広めのほうが渦が詰まりにくく潰しやすいためです。
  • 内側までしっかりと潰した細めのマーキーズを使用します(スクエアを作る要領で)。
  • マーキーズを縦に持ち替えて両手で上下の角を合わせるように垂直に畳み、内側までしっかりと潰して角を付けます。
  • 渦を開かないまま指を後ろにずらして角を押し戻します。
  • 他の2つの角も持ち替えて同じように同様に押し戻します。

 

 

スターNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→縦に持ったマーキーズの角同士を垂直に合わせられずにずれてしまったと考えられます。
 

NG2→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分になったか、渦が外側に重なっているマーキーズをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができピンとした角が摘み出せないことが考えられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行った後に作ったマーキーズを使用しましょう。

 
NG3→渦の間隔が不均等なマーキーズから変形していることが考えられますので変形前のマーキーズの見直しをしましょう。


NG4→角に紙の端が来ていないマーキーズから変形したことが考えられます。


16.ホーリーリーフ

  • 渦の間隔が均等なマーキーズから変形します。スター同様に渦が詰まりにくく潰しやすくなるためです。
  • ルーズサークルの大きさの目安は直径18mm以上とお伝えすると良いでしょう。
  • スクエアのように内側までしっかりと潰した細めのマーキーズを使用します。紙が外寄りにならないようにきちんと渦の補正をしてからマーキーズに変形しましょう。
  • ツイーザーで渦の中心を挟むようにしてマーキーズを摘みます。 次に反対側の指でマーキーズの角を挟み中央にしっかり押し込みます。その時に二等辺三角形に形が変化していきます。縦長ではなく、横広がりの二等辺三角形ができるまでしっかり押し込みましょう。
  • 横長にした方が良い理由は、底辺が長くなる為に、2点目、3点目の角を摘み出して形を整えるのが容易になり、バランスの良い形に仕上がります。
  • 片側の2点目、3点目の角をしっかり付けたら紙を回転させて反対側も同じように変形させましょう。

 

 

ホーリーリーフNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→ツイーザーで渦を挟む力が弱く、紙を押し込んだ時に渦の中心も押されてズレたか、左右均等な力で押し込み・角の摘み出しができなかったと考えられます。

 NG2→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分になったか、渦が外側に重なっているマーキーズをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができピンとした角が摘み出せないことが考えられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行った後に作ったマーキーズを使用しましょう。

NG3→角に紙の端が来ていないマーキーズから変形したことが考えられます。

NG4→渦の間隔が不均等なマーキーズから変形していることが考えられますので変形前のマーキーズの見直しをしましょう。


17.シェイプドマーキーズ

  • シェイプドティアドロップ同様に、カーブの向きによって仕上がる形が異なります。
  • カーブが押し戻ってしまわないように、渦が倒れていない方を左右同時にカーブを付けましょう。
  • 2パターンのシェイプを作ってお見せすると分かり易いでしょう。
  • カーブに爪の跡が付かないように注意しましょう。カーブを逆にすると押し戻ってしまい形が崩れてしまいます。

 

 

シェイプドマーキーズNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→渦の中心が横にずれているマーキーズから変形したか、カーブを付ける際に左右同じ力を加えなかった為に中心がズレてしまったなどが考えられます。

NG2→指先でカーブを付けた為に爪の跡が付いてしまったと考えられます。

NG3→角がしっかりと摘み出されていない為、摘み出しが不十分になったか、渦が外側に重なっているマーキーズをそのまま使用した為、外側に紙の厚みができピンとした角が摘み出せないことが考えられます。2つ目の要因に関しては必ず渦の補正を行った後に作ったマーキーズを使用しましょう。

 NG4→渦の間隔が不均等なマーキーズから変形していることが考えられますので変形前のマーキーズの見直しをしましょう。

 NG5→角に紙の端が来ていないマーキーズから変形したことが考えられます。


18.オフセンターサークル

  • ルーズサークルの渦がそのままシェイプに反映されますので、きれいなルーズサークルを作ることがポイントです。
  • 渦の間隔が均等でなければ、糊付けする前に補正するようにしてください。
  • サークルサイザーにルーズサークルを入れた際、紙の端がサークルサイザーのライン上に来るようにすると、紙の端を見失わず真下に渦を寄せやすくなります。
  • 紙の端に待ち針で渦の中心を寄せて固定します。ご使用のコルクボードにサークルサイザーが付いていない場合は、円定規をマスキングテープでコルクボードに固定して使うとよいでしょう。
  • 待ち針は垂直に深めに刺しましょう。
  • 糊付けについては渦を寄せたところだけでなく、針より下全てに糊を付けましょう。糊が外れにくくなり渦が安定すためです。
  • 糊が乾いたらサークルサイザーからパーツを外します。針を回しながらゆっくり引き抜くようにして下さい。
  • 糊が付いている面は裏側です。必ず糊の付いていない面を表面にしましょう。

 

 

オフセンターサークルNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→渦の間隔が不均等なルーズサークルから変形していることが考えられます。変形前のルーズサークルの見直しをしましょう。

NG2→糊不足で外れてしまったか、糊が乾かないうちに針を外してしまったことが考えられます。

NG3→糊止めをした面を表側になっている。美しくありませんので必ず糊面は裏側にしましょう。

NG4→針で渦を端に寄せる際に、紙の端に向かって垂直に針を下せなかったと考えられます。ルーズサークルを入れる時は紙の端をサークルサイザーのライン上に合わせましょう。


19.オフセンターティアドロップ

  • 渦の間隔が均等なオフセンターサークルから変形します。
  • テキストの左側のシェイプについて
    糊止めをした方を摘み出すため、糊が外れやすく注意が必要です。ツイーザーでパーツを掴み、しっかりと渦を固定した状態で角を摘み出すと渦が外れにくくなります。紙が重なっている所ですのでピンとした角は出なくても大丈夫です。
  • テキストの右側のシェイプについて
    こちらは左側のシェイプとは真反対を摘み出します。必ず糊止め位置と真反対を摘み出しましょう。ずれてしまうと内側の渦が中央に立ちません。左側のシェイプ同様にツイーザーで渦を掴むとよいでしょう。

 

 

オフセンターティアドロップNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→渦の間隔が不均等なオフセンターサークルから変形していることが考えられます。変形前のオフセンターサークルを見直しましょう。

NG2→糊が外れているオフセンターサークルから変形したか、角を摘み出す際にツイーザーで摘まずに持ったため、必要以上に力が加わったことが考えられます。

NG3→糊止めをした面を表側にして使用しています。必ず糊面は裏側にしましょう。

NG4→(左)渦を寄せている位置からずれたところを摘み出したことが考えられます。
    (右)渦を寄せた真反対ではなく、ずれたところを摘み出したと考えられます。
 
NG5→変形前のオフセンターサークルを作る際に、渦を逆に寄せて固定したことが考えられます。


20.グレープロール

紙の繋ぎ方

  • 紙の右左でエッジの色が異なる為、表裏や方向が逆になると、繋いだときに色に違いが出てしまいます。
  • 紙の方向がわからなくなるので、繋ぐ場合は2本をばらさないように束から外し、表裏が逆にならないように後ろにスライドさせて糊で接着しましょう。
  • 繋ぎ目が目立たないようにするコツとして、紙の端を手でちぎって毛羽立た部分同士を繋ぎ合わせると、紙の厚さが半減されて目立たなくなります。
  • 長さの違う紙を繋げる時は長い紙から巻くように貼り合せしましょう。
  • 短い紙から巻いてしまうと、紙の継ぎ目が渦の中央付近に来てしまい目立つからです。
  •  きつく巻き過ぎていない平らなタイトサークルから変形します。
  • 以前作った15cm程度のタイトサークルに比べ長さが4倍になります。蛇行しないように巻くのは容易ではありません。ゆっくりで構いません。できるだけ蛇行せずに真っ直ぐ巻くように心掛けましょう。
  • 紙が長くなると渦の中央がきつめになっていきます。きつくならないように十分気を付けましょう。最初から最後まで一定の力で巻き、糊付けしたら渦の表面を平らにします。大きなタイトサークルはツイーザーよりも定規など渦をしっかり覆えるもので表面を押した方がよいでしょう。次に渦を変形して山型にします。
  • 渦の裏側から指の腹で紙を軽く押し出します。
  • 次に紙の横を持って絞るように少し力を加え、更に押し出しましょう。
  • 渦を固定する為に、綿棒を使って裏側に糊をまんべんなく塗りましょう。

グレープロールNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→タイトサークルの巻きがきつすぎたか、表面が平ではないガタガタしているタイトサークルから変形していることが考えられます。

NG2→長さの違う紙を繋いで巻いたが短い方の紙から巻いてしまっています。

NG3→変形が十分ではなくタイトサークルからの変化があまりでていないか、タイトサークルを巻いているうちに渦の中心がきつくなってしまい変形がスムーズにできなかったことが考えられます。

NG4→タイトサークルのはみ出した糊が固まってしまい変形できなかったが、きちんと外側まで変形できていないことが考えられます。


21.ベル

  • きつく巻き過ぎない平らなタイトサークルから変形します。
  • ベルはグレープロールより突き出したシェイプです。グレープロールより更に絞り高さを加えましょう。

 

 

ベルNG対策

 

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→タイトサークルの巻きがきつい為に変形がスムーズにできなかったか、表面が平ではないガタガタしているタイトサークルから変形していることが考えられます。

NG2→変形が十分ではなく渦の中心まできちんと変形できていいないか、タイトサークルを巻いているうちに渦の中心がきつくなってしまい変形がスムーズにできなかったことが考えられます。

NG3→タイトサークルのはみ出した糊が固まってしまい変形できなかったが、きちんと外側まで変形できていないことが考えられます。


22.フリンジフラワー

  • 9mmの太幅の紙を使用します。
  • 20~30cmの紙を使用します。定規、ニードル、ハサミも準備してください。
  • 紙の端から2mmのところにカットの為の目安線を引きます。目安線は紙の幅に対して1/4程度です。
  • 切り込みが短いと花が大きく開かず美しくないので、しっかりと目安線まで垂直に切り込みを入れましょう。
  • ハサミに手を添えて固定し、ハサミは動かさずに紙送りをしてカットするのがコツです。
  • ハサミの先端が目安線にあたるようにします。刃の奥で切ると紙を切り落としやすくなります。
  • ゆっくりで構いませんので、細かさよりも一定の間隔で切ることを優先させましょう。
  • 端まで切り込みを入れたら紙を裏返して逆の端から切り込みを入れましょう。
  • きつく巻くと内側に入り込んでグレープロールのようになってしまいます。きつくならないよう確認しながら巻きます。
  • 糊止め後、内側に入り込んでしまったら手で補正します。無理に平らにしようとすると切り込みを入れた紙の先端に折り目が付いてしまいますので十分に注意して下さい。
  • 横から見た時に紙が90度倒れるまでしっかりひらきます。徐々に角度を緩くしていき、渦の中央は倒さずに立てたままにしましょう。
  • 紙が時間と共に紙が多少戻ることがあります。貼り付けする時や写真を撮る前はもう一度紙をしっかり倒して形を整えると良いでしょう。

 

 

フリンジフラワーNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→カット間隔が一定の幅で切れていないようです。

NG2→しっかりと紙を倒して開いていない、時間が経ち紙が戻ってきてしまった、または切り込みの長さが短か過ぎ、大きく開くことが出来ない事が考えられます。

NG3→渦の中心を立てたままにせずに全ての紙を開いてしまったことが考えられます。

NG4→紙を倒す際に余計な力が加わり紙が折れてしまったか、糊付けした後に渦の底をフラットにしようと変形する際に余計な力を加えていまってことが考えられます。


23.フリンジリーフ

  • 9mmの太幅の紙を使用します。
  • 紙を縦に持って半分に折り、開いた時に葉の形になるようにカットしましょう。
  • 紙は開かずにそのまま切り込みを入れてから、開きましょう。
  • シェイプ表にはカット幅が細かいもの、粗いものの2種類を貼り付けてください。

 

 

フリンジリーフNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→切り込み幅に違いがありません。しっかりと違いを出すよう注意して下さい。

NG2→切り込みを入れる際、または紙を開く際に余計な力が加わり紙に折り目が付いてしまったと考えられます。


24.ローズ

  • 9mmの太幅の紙を使用します。
  • 紙の巻き取り方が重要ポイントになります。
  • スロットツールに紙を挟んで向こう側に(外巻き)何周か巻き取ります。
  • 次に紙を向こう側に(外折り)垂直に折ります。
  • 次に紙とスロットツールが直角になるように巻き取ります。
  • 少し隙間を開けてから同じように紙を直角に折ります。その動作を続けます。
  • ここでのポイントは紙の隙間を少しずつ広げていくことです。バラの外周が少しずつ大きくなり綺麗な仕上がりになります。
  • 内側が上に上がってしまい竹の子のようにならないよう、バラの根元をしっかり押さえ、袋を潰さないようにしながら底がタイトサークルのようにフラットな状態で巻き続けましょう。
  • 最後まで巻いたら少し巻き絞ってからスロットツールを外します。少し渦を緩めて五角形になるように整えてから糊付けしましょう。

 

 

ローズNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→折り目の間隔を開けずに折り続けたと考えられます。

NG2→折り目の間隔を一定のまま折り続けた為に折り目と隙間の層が重なってしまったと考えられます。

NG3→折るタイミングがバラバラで隙間を少しずつ広げて折れていないことが考えられます。

NG4→緩め過ぎた状態で糊付けをしたか、折り目の角度が直角になっておらず、それより緩い角度で折り目を付けた為隙間があいてしまったと考えられます。


25.1ポイントループ

  • 3cm程の紙から変形します。
  • 紙をしごいてから紙をしならせループを作ります。次に紙の先端に糊を付けて貼り合わせましょう。
  • 綺麗にループを作るコツは、変形前に必ず紙をしごくことが大切です。しごかずにループを作ろうとするとカクカクと折り目のような跡が付いてしまうことがあります。
  • 広範囲に糊を付けてしまうと綺麗なループができませんので注意しましょう。

 

 

1ポイントループNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→ループを作る前に紙をしごかなかった為に折り目ができてしまったと考えられます。
 
NG2→糊を付ける範囲が広過ぎたと考えられます。


26.3ポイントループ

2通りの作り方があります。

  • まず1つめは手でループを作る方法です。紙に定規をあてて3cm間隔でニードルや待ち針で印を付けます、左右対称に同じ間隔で印を付けて下さい。3つ目の印をカットしてしたら紙をしごいてカーブを付けます。カーブと逆側に印の位置で折り目を付けます。寄せ集めるようにして3つのループを作ります。紙の端、折り目を揃えて内側に糊を付け貼り合せましょう。
  • 2つめの方法は待ち針と方眼紙を使う方法です。コルクボードの上に方眼紙を置き固定します。そこに4点を取り、待ち針を打ちます。ベース1点、それ以外はループ先端の3点で計4本の待ち針を使用します。 使用する方眼紙5mm方眼が良いでしょう。

 

 

3ポイントループNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→折り目にニードルで印を付ける位置が均等ではない、もしくは、待ち針を挿す位置が左右対称でなかったと考えられます。

NG2→ループを作る前に紙をしごかなかった為に折り目ができてしまったと考えられます。手で作る方のNG例です。待ち針を打つ方法では少なくともピンの折り返し位置で折り目のようなものが付くことがあります。

NG4→糊を付ける範囲が広過ぎたと考えられます。


27.オフセンタースクロール

2通りの形を学んで頂きます。

  • まずはテキスト左側のシェイプから学んで頂きましょう。紙の長さを1:3、1:2位の位置を折り目にしましょう。あまり差を付けずに2:3程度に紙を分けたとしてもさほど長さに差が付かず、仕上がりを見ても大した違いがないように見えてしまいます。両端から外側に向かって巻き、最後は広がりを防止する為に巻き絞り、形をしっかり付けて放します。
  • 次にテキスト右のシェイプです。非対称な位置で紙をしごいてS字になる向きにカーブを付けておきます。次にカーブに沿って渦の大きさに違いが出るよう、それぞれ両端から巻き付け、最後は同じように巻き絞って形を付けます。

 

 

オフセンタースクロールNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。

NG2→対称となるそれぞれの渦の長さにさほど差が付いていないと考えられます。


28.ルーズスクロール

作り方はルーズサークルと同じです。違うのは糊で固定しないことだけです。

 

ルーズスクロールNG対策

 

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。

NG2→均等な力で巻けていないと考えられます。


29.Cスクロール

  • まず紙を軽くしごいてカーブを付けます。
  • 次に紙の端から中央に向かって半分程巻き取ります。巻いた後はすぐに離さず巻き絞って形を付けます。
  • 同じように反対側からも半分巻き付け形を付けます。

 

 

CクロールNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。
 
NG2→シェイプ中心の位置が左右対称でなく長さが違うことから渦の大きさが揃っていないと考えられます。


30.Vスクロール

  • まずは紙を中央で折り目を付けます。
  • 次に紙の端から外側に向かって巻き取ります。
  • 巻いた後はすぐに離さず巻き絞って形を付けます。
  • 同じように反対側からも同じ長さを巻き付けて形を付けます。左右対称になるように同じ回数だけ巻きましょう。

 

VスクロールNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→紙の中央で折り目を付けても、巻き付ける強さが異なる為に渦の大きさが違ってしまったと考えられます。


NG2→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。


31.Sスクロール

  • 紙を軽くしごいてS字の方向にカーブを付けます。
  • 次に紙の端から中央に向かって半分程巻き取ります。
  • 巻いた後はすぐに離さず巻き絞って形を付けます。同じように反対側からも半分巻き付け形を付けます。

 

SスクロールNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→シェイプ中心の位置が左右対称でなく長さが違うことから渦の大きさが揃っていないと考えられます。

NG2→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。


32.オープンハート

  • まずは紙を中央で折り目を付けます。
  • 次に紙を裏返して再度折り目を付け、Vスクロールのように紙の端から外側に向かって同じ回数巻き取ります。
  • 巻いた後はすぐに離さず巻き絞って形を付けます。同じように反対側からも同じ回数を巻き付けて形を付けます。
  • 紙の中央を折り返してハート型にします。渦が安定するように左右対称となるよう中央に糊付けし固定しましょう。
  • Cスクロールに比べると紙の中央に折り目がある為に、左右対称な大きさの渦が作り易いと思います。

 

オープンハートNG対策

 

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→紙の中央で折り目を付けても、巻き付ける強さが異なる為に渦の大きさが違ってしまったと考えられます。

NG2→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。


33.スクロールウィズフラッグ

  • まずは紙を中央で折り目を付けます。
  • 次にニードルで紙の端から2本まとめて巻き付けます。

 

スクロールウィズフラッグNG対策

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→貼り付けの際に中心がずれてしまったと考えられます。

NG2→巻き付ける際に抑える手に余計な力が加わってしまったと考えられます。


34.スパイラル

  • ここではニードルツールを使用します。
  • 紙をニードルに斜めにあてて少し巻き付けます。グリップを握った手の親指と人差し指で紙を挟みましょう。
  • ニードルと紙の角度は45度になります。
  • 逆の手で紙をたぐりながら上に押し出すように紙を巻き付けます。
  • 緩みのないピンとしたラインを出すためのポイントは紙を挟んでいる手と紙を押し出す手の間に常に張力が張っている感覚でいることです。
  • 貼り付け台紙の枠に収まるくらいの長さにカットして下さい。

 

スパイラルNG対策

 

テキストのNG例に沿って原因を挙げてみますので、参考にしてください

NG1→大きな要因は2つ考えられます。1つめは、巻き付ける力が均等でない。2つめは巻いている途中で紙の角度が安定せずに変わっていることが考えられます。

NG2→大きな要因は2つ考えられます。1つめは、巻き付ける力が弱い。2つめはニードルと紙の間の角度が45度より大きいと考えられます。


課題2-1.Spring

1.サクラ

●シェイプ表で作ったアローと少し形が異なります。

ポイントは「花びらのふっくらとしたアローを作ること」です。


●ティアドロップの先端をツイーザーで押し込む際、押し込み過ぎないことが大切です。押し込み過ぎるとシェイプ表のような形になります。

少し押し込む程度に留めて角を付けましょう。そうすることで左右の曲線が長めになります。

更に丸みを付けふっくらさせる為にアローの上下を押し合います。

 

●出来上がったパーツが全て同じ大きさになっているかチェックしましょう。

花びらの大きさがバラバラでは綺麗な花形にはなりません。

もし、大きさにバラつきがある時は、同じ大きさでグループ分けし、1つの花には出来るだけ同じ大きさ同士のパーツを使いましょう。

 

●サークルサイザーを使用して同じ大きさのルーズサークルを作り、そこから変形しても良いでしょう。

できたパーツを実寸大の見本写真の上に置いてみて大きさの確認して下さい。

 

●花びらができたらそれらを貼りあわせ花形にします。

花びらの向きが全て同じ方向を向いていることが大切です。

ルーズサークルからの変形シェイプは、内側の角が横に倒れている為、壁に付いていますね。その方向を同じ向きに揃えるということです。
テキスト6ページ【ティアドロップを複数使ったパーツのグルーイング】でも触れていますので確認しましょう。

●桜は5弁形ですので、花びらのパーツの先端を線で結んだ時に正五角形になるように貼り合わせましょう。

これらは花のモチーフを作る際に共通して言えます。

 

●糊の付け過ぎには十分注意しましょう。

1つ1つしっかり貼り合わせながら進めるのではなく、糊が乾いてしまわないうちにテンポよく花びらを貼り合わせましょう。

糊が乾いてしまうと花形が崩れていても補正が行えません。糊が乾く前なら花びらの向きやを補正できます。

 

2.スイセン

 

●ポイントは「バランス良い正六角形の花形を作ること」です。

花びらで使用しているシェイプはマーキーズで左右対称なシェイプです。

 

●サクラのように花びらの方向が一目で分かるシェイプとは異なります。シェイプのどちら側を根本に向けるかを確認しなくてはいけません。出来る限り、巻き終り(紙の端)が目立たないように注意しましょう。

 

●渦の向きについてはサクラのアローで説明したことに加え、巻き終りの方向を花の根本側に向けてください。

 

●今回は花芯が付きます。花形に貼り合わせた後にグレープロールを貼り付けます。

グレープロールは、内側に糊を付けますが、内側が表面にきますので、糊を付け過ぎてしまうとテカテカ光り目立ってしまいます。糊は控えめに付けるか、渦の外側に付けましょう。

 

●花ができたら葉と茎を作ります。

葉を綺麗に見せるポイントは紙にカクカクと折り目が付かず、滑らかな曲線になる事です
茎はニードルツールでしごいてカーブを付けましょう。

 

●葉、茎ができたらそれらを貼り合わせ、更に花と貼り合わせておきます。

貼り合わせのバランスは実寸大見本写真の上で行うと綺麗に仕上がります。

 

 

 

3.クローバー

●ポイントは「左右対称で且つ同じ大きさのオープンハートを作ること」です。

●左右対称なオープンハートを作る為にサークルサイザーを使います。

直径9mmの穴に巻き終わったオープンハートを入れます。

その際はライン上にパーツの角を合わせ、左右対称になる位置で内側に糊を付けましょう。パーツが固定されることで安定した状態で糊付けできます。

 

●できたパーツは中央で角をきちんと合わせて貼り合わせしましょう。最後に茎を貼り付けて完成です。
花は3mm幅ペーパーのフリンジですので、9mm幅と違い幅が細くなります。ゆっくりで構いませんのでカット間隔が均等なフリンジフラワーにしましょう。

 

 

貼り付け

テキストに記載されているそれぞれの「台紙に接着する時のポイント」を参考に貼り付けします。
ここでは、全体的な貼り付け方法について述べます。

1.作ったパーツを全て台紙の上に配置します。
ここでは、全てのパーツが制作できているか、パーツ不足はないかを確認しながら配置します。

2.配置場所を再確認します。
タイトルと罫線の印字を配置の目安にすると便利です。
台紙からはみ出さないようにしましょう。

付属の額に飾るのであれば台紙周り5mmは内側に配置しないと額に入りませんので注意してもらいましょう。

3.パーツを貼り付けます。
先に貼った利き手側のパーツが手の下にあたらないよう、利き手と反対側から横に向かって貼り付けることでスムーズに貼り付けできます。右利きであれば左側のモチーフから仕上げます。

 

ここでは、①クローバー左上→②スイセン→③サクラ→④クローバー右下 です。

または、①クローバー左上→②サクラ→③スイセン→④クローバー右下 でも良いでしょう。


貼り付けの際には糊のはみ出しには十分注意してください。


課題2-2.Summer

1.サルビア

●ポイントは「4組共に同じ大きさ、形に仕上げて綺麗にみせる」ことです。

 

●タイトサークルの巻き終りは外に向けず、全て内側に向けて外から見えないように貼り付けると綺麗に見えます。
茎はニードルでしごいてカーブを付けます。

花びら、蕾、葉、茎を貼り合わせる際は、実寸大の見本写真の上で貼り合わせてもらうと良いでしょう。

 

●葉はマーキーズですので巻き終りが全て茎の方向に向くようにしましょう。

 

2.アジサイ

●アジサイは花と葉で構成されています。
ポイントは「大きさの揃った花を作る。渦の間隔が均等な葉を作る」ことです。

 

●春カードと同様にできるだけ同じ大きさのスクエアを必要数作ります。

もし大きさにバラつきが出たら、同じ大きさ同士に分類して、同じような大きさのスクエアを4枚貼り合わせします。

スクエアは角が4点ありますので、巻き終り位置をしっかり確認して花の根本側にくるように心掛けましょう。


●葉のオフセンターティアドロップですがシェイプ表に比べ大きめに仕上がります。

シェイプ表を思い出しながら、渦の補正をして渦の間隔が全て均等なシェイプを作りましょう。
一番外側の渦にその内側の渦が重なりやすいので十分注意して下さい。

 

3.ムスカリ

●ティアドロップの渦の向きをテキストで確認しましょう。

テキストの実寸大の見本写真の上で貼り合わせするとバランス良く仕上がるでしょう。

 

●タイトサークル同士の貼り合わせは、サルビアのタイトサークル同様にできるだけ巻き終りが見えないよう内側に向けて貼り合わせましょう。

 

●茎のスパイラルは巻き緩みのないものを作ります。

葉は見本写真のようにカットしてニードルでカーブを付けます。
花、茎、葉を台紙に直接貼り付けますので、仕上がったパーツはそれぞれ保管しておきましょう。

 

4.テントウ虫

テントウ虫も作品を可愛らしく完成させる上で重要な要素です。テキストの作り方を参考に制作しましょう。

黒いペンで模様を描きますが、失敗してもすぐに作り直さず裏返して描いても大丈夫です。

 

 

貼り付け

 

●サルビアは、テキストにあるように角度が少しずつ違います。注意しましょう。

 

●アジサイは、下段、上段に分けて貼り付けします。

下段の中央に大きく隙間を作ると、上段中央の花が隙間に落ちてしまいます。その場合は、下段に花を1つ足すか、上段中央の花の裏側に芯と同じ大きさのタイトサークルを貼り合わせましょう。

 

●ムスカリは、花→茎→葉の順番で貼り付けます。
花と茎との間に隙間ができないようにしましょう。

スパイラルに糊を付けるのではなく、台紙側に糊を付け、その上にスパイラルをそっと置きます。

スパイラルの糊付けに関してはテキスト5ページにもありますので確認しましょう。

 

●てんとう虫の台紙に穴はパーツ貼り付け後に行いましょう。穴明けはニードルで行いますが、深く刺してしまうと目立ってしまいますので加減してください。


課題2-3.Autumn

 1.ダリア

 

●ポイントは「パーツの大きさを均等にし、花を立体的に仕上げる」ことです。


●細めのマーキーズを作ります。大きさにバラつきがある時は同じ大きさ同士に分類しておきましょう。

 

●2段目のパーツは対角線に置きながら貼り付けます。隣に貼り付けていくと均等にな並びません。

 

●花びらのマーキーズはシェイプの向きには注意しましょう。

 

●花芯はフリンジフラワーです。ここでは3mm幅ペーパーで制作します。

 

●マーキーズは、立体的に見えるよう斜めに差して下さい。

隙間が広いと糊が乾くまでの間に落ちてきます。糊がある程度乾くまでは注意しながら見ておいて下さい。

2.ビオラ

●ポイントは「大きさの揃った花を作るり、バランス良く貼り付ける」ことです。

●ハートは上部2点はふっくら丸みを付けて制作しましょう。角が2点しっかりと付いてしまうとハートではなくアローになってしまいます。

●葉はティアドロップの向きに注意して、茎はニードルで滑らかなカーブを付けましょう。

●花、茎、葉を台紙に直接貼り付けますので、仕上がったパーツはそれぞれ保管しておきましょう。

 

 

3.アスター


ポイントは「花を十分に開いて貼り付けること」です。

●芯付きフリンジフラワーは、芯のタイトサークルをツールなどで押さえて平らにしましょう。
フリンジフラワーは、紙をしっかり開いた状態で完成しても時間と共に紙が戻ってしまうことがあります。貼り付け前、もしくは

撮影前にもう一度しっかり紙を開き直しましょう。

 

●蕾はルーズサークルを使います。ルーズスクロールと間違いやすいので注意してもらいましょう。

 

●花、蕾、葉の数がテキスト通りになっているか、きちんと確認しましょう。

 

 

4.蝶

●ティアドロップ中心のパーツを制作します。

 

●蝶自体が左右対称になるようにしましょう。

 

●ティアドロップの向きはテキストの見本写真の向きを参考にして下さい。

 

 

貼り付け

●ビオラは花と茎との間に隙間ができないように注意しましょう。花と茎が離れていては不自然です。


課題2-4.Winter

1.ローズ

●ポイントは「大きさの揃った正五角形のローズに仕上げる」ことです。


●葉はマーキーズです。これまで同様に巻き終りが葉の根本側に来るように注意して下さい。

 

 

2.シクラメン

●ポイントは「大きさの揃った花を作ると共に、葉の3つのパーツをバランス良く貼り合わせること」です。

●花で使われているシェイプドマーキーズは、カーブの付け方がシェイプ表のものとは逆向きになっています。
見本写真と同じ、シェイプ表のカーブの付け方、いずれでも構いません。
このパーツも左右対称なパーツですので、巻き終りは根本側にくるように注意して下さい。

●花びらの貼り合わせは、実寸大の見本写真の上で行うと綺麗に仕上がります。

●茎はニードルでしごいてカーブを付けておきましょう。

●葉は、左右のムーン同士の辺の大きさと長さが同じであることが大切です。

●中央のマーキーズが大き過ぎると左右のムーン同士の端が離れていまいますので、中央のマーキーズの大きさに注意しましょう。

●3つのシェイプの貼り合わせには待ち針を使うと綺麗に仕上ります。

●3つのシェイプの巻き終りを一方向に揃えて貼り付けると綺麗に見えます。

3.マーガレット

●花(大)はティアドロップの8弁形です。少し細めに仕上げると良いでしょう。

●貼り合わせの際、ティアドロップの先端を線で結んだ時に正八角形になるようにします。
ティアドロップの向きにも注意しましょう。花びらの数が多くなるほど外観が綺麗な輪にするのは難しくなります。

●無理に花の中心にパーツを入れ込もうとはせず、中央に隙間(円状)ができるようにするとデコボコせずに綺麗な形に仕上がります。

 

●芯のタイトサークルは表面を平らにしてから貼り付けましょう。

●張り合わせの際、がくであるグレープロールの巻き終りが表面に来て目立たないよう台紙側に向け、ティアドロップを差し込んで下さい。

●葉はワンポイントループを2つ合わせます。紙の端は揃えずに少しずらして貼り合わせして下さい。

 

 

貼り付け

●ローズは花→葉、マーガレットに付いては花→蕾→葉の順番で貼り付けましょう。